カナダ留学の種類
中学・高校留学
この数年来、カナダへ留学する新中卒生や高校生がうなぎのぼりに増加しています。理由は、@教育レベルが高いA環境と治安がよいB少人数クラス、個性重視、面倒見がよいC受入体制が整っているD留学費用が比較的安いEきれいな英語のバイリンガルになれる、などが挙げられます。
カナダの初等・中等教育は、それぞれの州又は準州が運営しています。義務教育は6歳から17歳ですが、州によって6-3-3制をとっている州と7-5制をとっている州があります。いずれにしろGrade制なので、日本の中学、高校にあたる学年は、小学校から続く Grade7〜12とよばれているものです。
カナダの学校は9月が新学期です。カリキュラムは、必修科目もあるものの多くの職業訓練的な科目も履修できます。これは生徒たちの個性や将来の希望に応えようとする教育姿勢の表れです。カナダには公立校と私立校がありますが、最近は私立高校ばかりではなく、公立校にも多数の留学生が入学するようになりました。
日本人がカナダに留学する場合、ほとんどの生徒が英語力の不足からまずはESLコース(英語補修コース)に入り、レギュラーコースが受けられる英語力がついた時点で普通コースに移行するようになっています。ESLは学校によって学校内に設置してある場合と、民間の学校に通う場合があります。その場合、留学時期は9月にこだわらず、4月や7月、また1月からでも入学できるようになっています。 一般的に、日本からは4月に入学する傾向にあります。



語学留学
カナダは米国やオーストラリアなどと同じように移民の国のため、新しくカナダ国民になる人のための英語教育が盛んに行われてきました。そのためもあり、カナダは外国人に対する英語教育の優れたノウハウ(TESOL)を活用して効率のよい指導をしてきました。
現在、世界各国から多くの人が英語力を身につけるためカナダに来て勉強していますが、留学費用も比較的安く、豊かな自然に恵まれ、治安もよいことから当センターでもカナダを積極的に推薦しています。
学校は、大別して民間の英語学校と大学付属などのESLコースに分かれます。一般的に、総合的な英語力を向上させるには民間が、大学などに進学する場合は大学付属が適当であると言えます。
民間の英語学校では、総合英語コースのほか、ビジネス英語やTOEFL、TOEICの準備コース、シニアコース、ヴァケーションコースなど多彩なプログラムが組まれ、午後や週末も小旅行や見学体験などのアクティビティーが豊富に体験できるようになっています。一方、大学付属の英語コースでも進学に限らず入学することは出来ますが、一般対象者用のコース以外は大学進学者のみが選択した方がよいと思われます。
期間は、民間の英語学校は2週間より1年以上、大学付属は3ヶ月より1年以上の期間を目安としています。



専門学校留学
日本の専門学校にあたるのがCareer Collegeとよばれ、パイロットやビジネス、秘書、コンピューター、アート、観光など、実用的で集中的に専門分野の勉強ができる技術、技能訓練校が多く見られます。専門学校には、カレッジのような1年、2年のディプロマ課程もありますが、分野によっては1ヶ月、3ヶ月などの短期集中コースもあります。
入学は一般的に年令が達していればよく、入学条件は緩やかですが、授業はすべて英語で行い、現地のNative Speaker と同席して授業をうけるためそれ相応の英語力を必要とされます。通常はTOEFL500以上を要求されますが、英語力に自信がない人は、やはり語学学校でまず英語力をアップして入学することになります。



大学・コミュニティーカレッジ留学
カナダには約90校の4年制大学があり、その80%は州立大学、いわゆる公立大学です。カナダの大学は、アメリカやイギリスの大学などと比べても決して引けを取らない世界的にレベルの高い大学が多く、それだけに、日本から直接、学部または大学院する際は相当の準備が必要とされます。
カナダには、4年制大学のUniversity, 4年制大学に2年制短期大学を併設しているUniversity College, それに2年制のCommunity College があります。英語力に不足がちな日本人にとっては、まずコミュニティーカレッジかユニバーシティーカレッジのESLコースで大学入学に必要なTOEFL550以上を取得して正規のコースに入る方法がよくとられています。TOEFLを550とってあるからといっていきなり学部の授業についていけるかどうかは難しいところで、ESLで英語力のほかにCultureやCollege Skills, Library Skill などを勉強して入る方が無理なく大学生活に順応できるというわけです。
入学資格は、必要な英語力と高校卒業資格だけですが、高校での成績や履修科目によっては志望校を変更しなければならない場合もあります。近年、日本の大学には進学せず、カナダのコミュニティーカレッジから4年制の大学へ編入して大学を卒業する学生が増えてきていますが、これは、日本の大学を出ても、世界の企業には通用しないけれども、カナダの大学であれば流暢なバイリンガルで高度の専門性で充分通用するからです。


正式名称 Canada
首都 Ottawa
面積 997万ku(日本の約26倍)
人口 約3000万人
英語 アメリカ英語に近い

現地紹介

カナダは、広大で美しい自然の中に、多くの民族が共存するモザイク民族国家と言われます。また、アメリカに隣接しているため、あらゆる面でアメリカの影響を受けながらも、フランス文化やイギリス文化を未だに色濃く残す独特の文化を形成している点でも特異な近代国家です。ナイアガラの滝やロッキー山脈など数々の観光スポットを抱え、世界的観光国として有名ですが、むしろこういった観光地を離れた所にこそ日本ではお目にかかれない、壮大で美しい自然をみることができます。カナダを訪れる人には、是非こうした観光客のいないような場所を探してほしいものです。また、カナダの人々の穏やかで親切な気質が、多くの人々に好感を持たれ自然の美しさとあいまって特に日本人には好評です。




by Hidetoshi Ozawa
カナダ・バンクーバー
留学体験者