ニュージーランド留学の種類
中学・高校留学
ニュージーランドでは初等教育から高等教育まで教育機関のほとんどが公立で,教育水準も全般的に高いとされます。日本の教育制度と違って5歳の誕生日を迎えた時点からスタートし、その後Primary SchoolとSecondary Schoolと上がっていきます。義務教育終了は11年生で、日本の高校1年生にあたります。この時点でSchool Certificateと呼ばれる全国統一試験を受け、この成績が修了証明の役割を果します。その後大学やポリテクニックと呼ばれる専門学校に進学する場合、統一試験の結果を見て12年生、13年生へと進んでいくわけですが、各学年の終了時に行われる統一試験の結果で進学、進級が決まりますこれらの学年では、進学先に必要な専門知識の基礎を学ぶことになり、厳しい授業が展開されます。13年生終了時にはBursaryという試験を受けますが、これが大学入学試験のようなものになります。学校は2月〜11月までをアカデミックイヤーとしています。
最近では各国から多くの留学生を受け入れるようになりましたが、どの学校も英語力を重視していますそのため、通常日本人の場合、民間の英語学校か、高校付属の英語コースで必要な英語力をつけ、正規のコースに入ることになります。ほかに日本での中学または高校の成績証明書や推薦状などで入学が決定されますが、それれの学校独自の判断となります。日本人の場合は、英語が一定のレベルに達すればだいたい入学が許可されます。ただし、11年生から13年生にかけては大学進学を見据えた厳しい授業になるので、それよりも下の学年から入学するケースもあります。
ニュージーランド政府の政策で、日本人高校生の受入れが多くなっていますが、昨今の日本の教育環境を見ると、高校の段階でニュージーランドの高校に入った方が将来性ははるかに大きいと見る向きも増えているようです。



大学進学
もともとニュージーランドの総合大学は8校しかなく、いずれも国立大学です。日本ほどレベルの差は大きくありませんが、総じてレベルは世界的な高水準にあります。それぞれが得意分野を持っており個性と特色を打ち出した教育となっています。環境学や海洋学、国際関係、政治行政、農業、園芸学などには優れた業績を出している大学が多く、世界各国から多くの留学生もきています。
大学は、通常3月から11月までが1学年で、11月から2月までは休みです。学期は通常2学期制ですが、一部の学科ではどの学期からでも学生の受け入れが可能になっています。学位は准学士(Diploma)が3年程で取得でき実用的な科目を主としています。学士(Bachelor)はアカデミックな教科で、学部によって3〜5年かかります。
留学するには、高校卒業資格と成績が5段階で3.5以上それに所定の語学力が必要となります。日本から直接大学に進学できる人は少なく、まずは英語学校で語学力を身につけ、あるいはファウンデーションコースで英語力と専門の基礎知識を履修して入学するのが普通です。英語力は、IELTS 6〜6.5以上、TOEFLなら550以上が要求されます。



語学留学
ニュージーランドの語学学校は、どこも在学生数が70名程度。ピーク時でも100名程度というのが多く、他の国の学校に比較してこじんまりしている感があります。従って、クラスの規模も小さく、先生の目も行き届き、また発言の機会も多くあります。クラスメイトだけでなく、学校全体の人たちと知り合いになれる感覚なので会話力を間でつけるには最適の環境とも言えます。
カリキュラムは読む、書く、話す、聞くの4つの技能を均等に学び、総合的に語学力がつくようになっています。ニュージーランドは、文化や生活習慣をイギリスから大きく影響されていることから、英語の発音やアクセントもクイーンズイングリッシュに似ており、どちらかというと正統派の英語を学ぶことにもなります。
さらにニュージーランドのマオリ文化を学んだり、放課後や週末には各種の多彩なアクティビティーを行っているところが多いのでその点でも楽しい留学生活を送ることができます。もともと自然環境にはたいへん恵まれている国なの、様々なアウトドアスポーツやレジャーを体験できところも魅力の一つでしょう。最近では、大学やポリテクニックにも語学コースが併設されているので、大学やポリテクニックへの進学を希望する人には付属の語学コースも選択肢の一つとなります。



ポリテクニック(専門学校)留学
ポリテクニックとはニュージーランドの専門学校のことです。専門学校といっても、日本の専門学校の位置付けとはずいぶん違っています。ニュージーランドのポリテクニックは日本の大学レベルに相当し、25のポリテクニックはいずれも国立です。履修する分野も多岐にわたり、レベルも初級から上級まで細かく分かれています。また期間も短期から長期までさまざまです。
教育課程は、大学よりも職業専門的で、観光、旅行、ビジネス、秘書、コンピューターテクノロジー、看護学、美容など幅広いコースがあり内容もたいへん充実しています。日本の大学卒にあたる学位が取れるDegree Courseもあります。また大学よりは留学生の受け入れにも積極的であるため、入学時期は基本的には2月でありますが、7月にも入学を認めている学科もあるほどです。
入学の条件としては基本的には大学と同じで、高校の卒業資格、高校の評定平均値(GPA)が5段階で3以上、あとは各校が定めた語学力ということになります。このポリテクニック、あらゆる意味で価値のあるコースですから、このコースを選択する留学生は、まずは語学力の向上に努めることが大切で、次に自分の目標とする希望分野を見定めておくことになります。


正式名称 New Zealand
首都 Wellington
面積 27万ku(日本の約4分の3)
人口 約370万人
英語 イギリス英語に近い

現地紹介

1年を通して過ごしやすい気候の国、ニュージーランドは、観光地としてはもちろんのこと、留学先としてもたいへん人気があり、世界各国から多くの留学生がやってきます。どこまでも続く地平線、なだらかな丘に白い点のように見える羊たち。素朴で温かいKiwi達(ニュージーランド人のこと)があなたを温かく迎えてくれます。南島最大の都市クライストチャーチは、ガーデンシティーというニックネームのようにさまざまな花で町が彩られ、「イギリスよりもイギリスらしい」と言われる落ち着いた街です。イギリスの伝統を受け継ぐ一方で、先住民族のマオリ族の文化もところどころにみられる非常に興味深い国でもあります。